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オレグ・カエターニ Oleg Caetani

 

指揮/Conductor

 

オレグ・カエターニは2001年メルボルン交響楽団を指揮し、オーストラリアデビューを

飾った後、2003/2004シーズンには主席指揮者に内定、2005年1月より主席指揮者と芸術

監督に就任した。オペラ指揮者兼コンサート指揮者として活躍するオレグ・カエターニに

とって、オペラとコンサートという二つの違った芸術活動は同じように大切なものである。

 

特にシュターツカペレ・ドレスデンとは、20歳の時に初共演を果たして以来、30年以上

も度々共演し、密接な関係にある。ミュンヘン・フィル、そして南アメリカツアーを共に

行ったミラノのジュゼッペ・ヴェルディ管とも特別な関係を築いている。また、ジュゼ

ッペ・ヴェルディ管とは初のショスタコーヴィッチ交響曲全集をイタリアで録音している。

特に第5番、第6番を収録したCDはアメリカで10/10 Classical Todayとフランスのffff

Teleramaという二つの賞を受賞。また、第11番はアメリカとフランスで10/10 Classical

Todayを受賞している。

 

2008年4月にはイタリアの大統領がローマ法王ベネディクト16世の為にヴァチカンで開催

したコンサートにヴェルディ管と出演し、その様子はユーロヴィジョンを通し放映された。

 

2001年に「トゥーランドット」を指揮し、ミラノ・スカラ座にデビュー。スカラ座には2005年「オテロ」で再び指揮台に立った。2001年シーズンをフィレンツェのマッジオ・ムジカーレにて「ドン・パスクワーレ」で始めると、様々な劇場から次々と客演として招かれることとなった。その後、ロンドンのイングリッシュ・ナショナル・オペラで「ホヴァンシチーナ」とヴォーン・ウィリアムスの「恋するサー・ジョン」、サンタ・チェチーリア国立管とヴェルディの「レクイエム」、サンフランシスコ・オペラで「魔笛」と「ノルマ」、トリエステで「シモン・ボッカネグラ」、トゥールーズで「金鶏」、パリのシャンゼリゼ劇場で「子供と魔法」、シアトルと

 

メルボルンで「西部の娘」、ローマで「さまよえるオランダ人」、トリノでモンテメッツィの「三人の王の恋」、ストラスブールで「ベンヴェヌート・チェッリーニ」等を指揮した。また、ザルツブルクのモーツァルテウム管、ナポリのサン・カルロ管、マンチェスターのハレ管、フランス国立管、シドニー響、トリノのイタリア放送管等のオーケストラと各地でコンサートを行った。

メルボルン響とはシャンドス・レーベルにCDを録音しており、アレクサンダー・タンスマンの交響曲第4番、第5番、第6番を収めたCDがディアパソン・ドールを受賞している。2007年1月には、共にヨーロッパ・ツアーを行い、オーストラリアのオーケストラとしては初めてマドリッド、パリ、ベルリン、ミラノで公演を行った。

 

今後の予定として、ヒューストンでの「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「パリアッチ」、ケルンで2つのオペラプロジェクト、シドニーで「西部の娘」、ミラノのヴェルディ管、東京都響、スイス・イタリア語放送管とのコンサートがある。

 

オレグ・カエターニの才能を発掘し、音楽への道へと導いたのはナディア・ブーランジェであった。ローマのサンタ・チェチーリア音楽院で指揮をフランコ・フェラーラに、作曲をイルマ・ラヴィナーレに師事。17歳の時モンテヴェルディの「タンクレディとクロリンデの戦い」で劇場デビューを果たした。その後、モスクワ音楽院では、指揮をコンドラシン、音楽学をナディシュダ・ニコライエワのもとで学び、イリヤ・ムーシンのもと、サンクト・ペテルブルク音楽院を優秀な成績で卒業した。

 

トリノのイタリア放送コンクール、ベルリンのカラヤン指揮コンクールの勝者として、ベルリン国立歌劇場(旧東ベルリン)でコレペティトゥア兼オトマール・スウィトナーのアシスタントとしてキャリアをスタートさせた。その後、ヴァイマール国立劇場の首席指揮者、フランクフルト・オペラの第1カペルマイスターを務め、ヴィースバーデン州立劇場、ケムニッツ・オペラ、ローベルト・シューマン・フィルの音楽監督も務めた。この間、定期的に、バイエルン放送響、ゲヴァントハウス管、ウィーン響(ドニゼッティ「ポリウート」を録音(EMI-CBS))、読売日響、フランス国立管等の著名なオーケストラを指揮した。

 

Oleg Caetani
OFFICIAL HOMEPAGE

宮谷理香(ピアノ) 
Rika Miyatani, Piano


・Profile

 音楽への深い洞察と気品ある歌心で、作品の本質に深く迫り、鮮やかに描き出すコンサートピアニスト。

1995年、第13回ショパン国際ピアノコンクール第5位入賞。翌1996年、東京サントリーホールをはじめ全国11都市を巡るリサイタルツアーにより、鮮烈な存在感とともに楽壇に登場した。以来30年にわたり第一線で演奏活動を続け、ソロを中心とした国内公演は1000回を超え、確かな信頼と評価を積み重ねてきた。

海外においては、国際交流基金派遣によりポーランドおよびスペイン6都市でリサイタルを開催。ショパン没後150年の記念年には、ゆかりの地ポーランド4都市で演奏を行うなど、ショパン芸術の継承者としての歩みを深めている。さらに、パリ・サルプレイエル、ウィーン・グラフェネッグ城、ワルシャワ、ドゥシニキ・ショパン国際音楽祭、チェコ、中国・蘇州など、各地の主要音楽拠点から招聘を受け、国際的な演奏活動を展開している。

スロヴァキア・フィル、ワルシャワ・フィルをはじめ、国内外の主要オーケストラとの共演も数多い。室内楽においては、ライプツィヒ・カルテット、ドビュッシー・カルテット、チェコ・フィル・カルテットといった世界的弦楽四重奏団やN響メンバーと共演を重ね、緻密で自由度の高い音楽を築いてきた。

ピアノデュオ「デュオ・グレイス」、「アンサンブルφ(ファイ)」などのユニット活動に加え、日生劇場制作の舞台作品では男装役として度々出演し、全国ツアーにも参加。奏法セミナーや専門家への演奏指導、執筆活動など、その表現と知見は演奏の枠を越えて広がっている。近年はプロデュースを任される公演も多く、独自の企画力と確かな実行力によって、数々のステージを成功へと導いてきた。

社会との関わりを重視した活動も一貫しており、生まれ故郷・石川県では、自ら企画した小中学校および特別支援学校100校以上への無償訪問演奏を継続(延べ4万人)。能登地震支援のためのチャリティコンサート開催や、「能登の音楽文化復興を支援する会」の活動など、音楽を通じた社会との共創を実践している。

録音活動においても評価は極めて高く、これまでに22枚のCDをリリース。そのうち16枚が『レコード芸術』特選盤に連続選出されるという稀有な成果を挙げている。
著書に『改訂版理香りんのおじゃまします』(発行:株式会社ハンナ)。

第23回日本ショパン協会賞、調布市政功労者表彰(芸術文化功労)、飛騨古川音楽大賞新人賞、第1回石川県文化奨励賞ほか受賞多数。

桐朋学園芸術短期大学講師として長年にわたり後進の指導にあたり、2025年には平成音楽大学教授に就任。豊富な演奏経験に裏打ちされた指導は高く評価され、次世代の指導者、演奏家の育成に大きく貢献し
ている。

金沢市生まれ。桐朋学園大学卒業、同研究科修了。

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