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井千絵 Chie Hirai

フォルテピアノ/Fortepiano

現代ピアノの先祖・フォルテピアノの数少ないスペシャリストとして、

多くの作品に命を吹き込んでいる平井千絵は、 桐朋学園大学卒業後、

オランダ王立音楽院古楽器科在学中に、ブルージュ国際フォルテピアノ

コンクール第3位入賞。同音楽院修士課程を栄誉賞付き首席卒業後、

オランダで演奏活動を開始。室内楽奏者としても、IYAP国際コンクール

ベルギー)第1位、第13回ファン・ヴァッセナール国際・室内楽

コンクール(オランダ)第3位入賞するなど、高い評価を得ている。

 

その後はオランダを拠点に国内外で演奏活動を続け、ユトレヒト古楽祭

(オランダ)、バルセロナ国際古楽祭(スペイン)、ボーヌ国際バロッ

ク・オペラ・フェスティバル(フランス)、ハレ・ヘンデル音楽祭

(ドイツ)ほか、多くのコンサートや音楽祭に出演。またオルフェオ・

バロック・オーケストラをはじめ、多くのオーケストラやアンサンブル

と共演し、器楽奏者や歌手とのデュオも盛んに行っている。ヨーロッパ

のメディアでは、「傑出したフォルテピアノの専門家」と評され、その

演奏がオーストリア放送、ラジオ・フランス、オランダ国営放送などで

採り上げられた。2008年から2012年の帰国まで、アムステルダム音楽院

と母校であるオランダ王立音楽院で学内試験の審査員を務める。

 

日本国内においては鈴木秀美氏(チェロ)とのデュオや室内楽演奏で

脚光を浴び、ソロ・コンサートも多数。特にフォルテピアノについてのわかりやすい紹介トークを交えたプログラムが好評である。銀座・王子ホールの『ぴあのの部屋』というコンサート・シリーズでは、女性作曲家による作品をプログラムに並べるなど、新鮮な視点で古典派時代の音楽を紹介している。また、ピティナ・ピアノ・コンペティションの審査員を務めるなど後進の育成にも力を注いでいる。

 

レパートリーは、18世紀に活躍したバッハ・ファミリーからハイドン、モーツァルト、そしてベートーヴェンを経て19世紀前半のシューベルトやショパンなど、「フォルテピアノの黄金期」と言える古典派〜前期ロマン派時代の作品。加えてギタリストの鈴木大介氏(19世紀ギター)や、フランスの若手バロック・ヴァイオリニスト、ジュリアン・ショーヴァンと共演するなど、新しいレパートリーの拡大にも意欲的に取り組んでいる。

 

鈴木秀美氏とのCD『メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品集』『ショパン:チェロとピアノのための作品集』(以上ソニー=BMG)は、「レコード芸術」誌や朝日新聞など多くのメディアで注目された。その後も唐澤まゆこ氏(ソプラノ)との『アート・オブ・マリー・アントワネット』(フォンテック)、初のソロCDであるショパンとグリンカの作品集『1840』(アクースティカ)をリリースしている。モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲録音「Mozart Speaks」が進行中であり(フォンテック)、第1弾は「レコード芸術」特選盤に、第2弾は準特選盤に、2014年4月にリリースした第3弾は特選盤に選ばれた。

 

神奈川県出身。東海大学非常勤講師、ピティナ演奏会員、演奏表現学会会員。

 

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