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| 大阪公演リハーサル |
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| 大阪公演リハーサル |
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| ベラちゃんと(ピンボケですが・・・) |
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| 東京公演リハーサル |
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昨年4月、村治のロサンゼルス公演に、巨匠アンヘル・ロメロが訪れ、突如楽屋で「アランフェス協奏曲」のミニ・レッスンが行われてから早1年、サン・ディエゴとハワイでの2回のリハーサルを通して、アンヘル・ロメロ一家との交流を深めた村治。今回は、村治にとって、いつにも増して気合の入ったツアーとなりました。公演前日に到着したアンヘル・ロメロは、そのまま大阪センチュリー交響楽団の練習場に直行。村治とは1ヶ月ぶりの再会となりました。Tシャツ、短パン、サンダルというビーチからそのまま来たような格好で現れた巨匠に、「それで飛行機に乗ってきたの?!」と、思わず発した村治の驚きの声とともに、ツアーは始まったのでした。
5月14日大阪・フェスティバルホールでは、アンヘル・ロメロの奥様ネフィと愛娘ベラとも再会を果たしました。気がつくと村治の側にぴったりとくっついて離れないベラちゃん。村治も「こんな娘がいたら・・・」と目を細めていました。
村治は武満徹の「夢の縁へ」の演奏後、舞台袖で、巨匠アンヘル・ロメロによる「アランフェス協奏曲」を真剣なまなざしで聴いていました。昨年、ロサンゼルスで、「鳥肌が立つほどだった」というマエストロのテクニック。とうとう実際に演奏を耳にし、感慨も一入といった様子。休憩後は、いよいよ二人で、ロドリーゴの「マドリガル協奏曲」を演奏。アンヘルが兄であるぺぺ以外と初めて演奏するという2台のギターのための協奏曲は、まさに超絶技巧の連続。公演後、アンヘル・ロメロ、そして指揮者の山下一史さん、センチュリー響のメンバーと、晴れやかな表情で言葉を交わす村治に、2007年のビッグ・イベントの一つをやり遂げたという充実感がにじみ出ていました。
翌日、東京オペラシティでのデュオ・リサイタルのために、一路東京へ。片時もギターを離さず、新幹線のホームでもギターを取り出して演奏し始めるアンヘル・ロメロ。ギターとともに歩んできた60年間の重みを感じさせる光景でした。東京に到着した日の夕方から夜にかけて、リハーサルを行った二人は、翌日のデュオ・リサイタルに向けてますますボルテージが上がって行きます。
5月16日、会場の東京オペラシティコンサートホールは満員のお客様。そして公演は始まりました。前半は、ヴィヴァルディ、モーツァルト、スカルラッティなどの古典作品が演奏され、曲間に、ジョークを交えたアンヘルのおしゃべりが、会場に笑いを引き起こし、少し緊張した公演の空気を和らげていました。後半は、アンヘル・ロメロによる「アルハンブラの思い出」の味わい深い演奏で始まるスペイン・プログラム。村治曰く「スペインらしい、野生的な」マエストロ・ロメロの音色に触発されて、村治の演奏もいつも以上に情熱的だったのではないでしょうか。
公演後は、焼肉屋さんで打ち上げとなりました。アンヘルも村治も、大仕事の後の格別の一杯を味わいながら、1年前の出会いや、サン・ディエゴ、ハワイでのリハーサルなど、思い出話に花を咲かせていました。宴もたけなわとなった頃、いつの間にかベラちゃんが、村治の膝ですやすやとかわいい寝息をたてていました。村治は、「今回のツアーでは、マエストロ・ロメロとの共演だけでなく、子育ての予行演習もできたみたい!?」と、学ぶことの多かったツアーに大満足の様子でした。 |