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Report
2005年7月、8月の公演レポート

6月にロンドンでのレコーディングを終えて帰国、ひと息つく間もなく夏のコンサートツアーがスタートしました。その皮切りは7月8日、9日に行われた紀尾井シンフォニエッタ東京「第50回定期演奏会」。今回は8月末の庄内国際ギターフェスティバルまでの公演レポートをまとめてお届けします。

紀尾井シンフォニエッタ東京「第50回定期演奏会」

リハーサル(指揮:原田幸一郎 管弦楽:紀尾井シンフォニエッタ東京) ジュリアーニ作曲:ギター協奏曲第1番を演奏
公演終了後に紀尾井シンフォニエッタ東京の皆さんと
和歌山県立文化会館公演終了直後の楽屋で
鳥取公演(7月18日)の前日に、国登録有形文化財 石谷家住宅へ(鳥取県智頭町)
鳥取公演終了後、日本海に沈む夕日を見て
7月23日(土)秋川キララ公演リハーサル風景
この時は公演中に地震が起こるなんて想像も出来ませんでした。
 
東京交響楽団の東北公演ツアーで食べたサメの心臓、岩ガキにホヤ。海の幸や珍味を満喫しました。
八戸公演リハーサル風景。
(指揮:金聖響 管弦楽:東京都交響楽団)
8月7日八戸公会堂にて
(ロドリーゴ作曲:アランフェス協奏曲)
 
八戸公演終了後に指揮の金 聖響さん、都響の皆 さんと

デビューから12年。この青森での公演をもって48都道府県すべてに足を運んだことになる記念すべき日となりました。



庄内国際ギターフェスティバルin響 

8月23日〜28日の6日間、山形県庄内町にある庄内町文化創造館「響ホール」にて庄内国際ギターフェスティバルが開催されました。

村治の師匠でもあるギタリスト福田進一氏が企画、世界的ギタリスト、オスカー・ギリア氏を招いて、マスタークラスやガラ・コンサートが行われ、コンサートの合間にはビアフェスティバル等毎日多彩な催し物が満載でした。山形県庄内町の町民の方々を中心にフェスティバル実行委員会が結成され、企画から3年がかりで実現となったこのフェスティバル。会場となった響ホールは、このフェスティバルのために約1年前から種植えをしたひまわりの花のプランターで囲まれていて、町はフェスティバル一色といった感じでした。

オスカーギリアさん(左)と村治
フェスティバルの一環で開催された駅前ビアフェスティバルでギターにサインをお願いされて
福田進一さん(左)と村治
ガラ・コンサート(左から 福田進一さん、村治、大萩康司さん、鈴木大介さん)

村治佳織 DECCAニューアルバム メイキング・レポート (ロンドン⇔東京)
6月下旬ーロンドンから車で2時間ほど西へ、ウェールズののどかな田園風景に囲まれたニンバス・ホールというコンサートホールを借りて、DECCA第2弾のレコーディングが行われました。


ニンバス・ホール
ディレクターのドミニク、エンジニアのフィリップ、二人とも前回のレコーディングからのチーム。
今やすっかり気心も知れ、和気あいあいとした雰囲気の中で6日間にわたり録音が行われました。
今回はラヴェル、ドビュッシー、サティなどのフランス音楽と日本の吉松隆氏の作品に加え、ミシェル・ルグランの名曲「思い出の夏」など、デッカのプロデューサーと村治との間で意見を交わしながら練りあげられたレパートリーで、多重録音にも初挑戦をしました。
レコーディング風景
レコーディングの合間に
レコーディング中は、コンサートホールの近くにある、英国の伝統的スタイルの古いホテルに滞在。
朝は羊たちの鳴き声で目覚め、美しいイングリッシュ・ガーデンの中で朝食をとり、都会の喧騒からしばし離れて、レコーディングに集中した一週間。
ウェールズののどかな田園風景
フィリップ(左)とドミニク(右)と
そして帰国後、7月末に都内スタジオにて、ジャケット写真の撮影が行われました。
カメラマンは齋藤清貴さん、ヘアメイクはKINTAさん、スタイリストは現在オンエアされているフジフイルムCM撮影でもお世話になった井口さおりさん。外は36度を越える猛暑の中、冷房のきいたスタジオ内で、ユニバーサル・ミュージックのスタッフの皆さん、デザイナーさんと、出来上がった写真をその場で見せていただいて意見をかわしながら、こちらも終始和気あいあいとした中で撮影が終了しました。
撮影中
撮影の合間にひと息
スタイリストの井口さんと
カメラマンの齋藤さんと
日本でのリリースは10月末を予定、皆様どうぞお楽しみに。

上海レポート(記者会見編)

 3月25日(金)、村治佳織の中国デビューとなる公演が上海音楽庁にて開催されました。
地元のギター・ファンをはじめとして大勢のお客様がつめかけて1200席の会場も満席、ブラボーの声もかかって大いに盛り上がった上海の一夜となりました。
村治にとっても初めて訪れる上海は新しい発見がいっぱい。
5泊6日におよぶ上海滞在リポートをお届けします。

1日目:
到着当日、早速上海交響楽団とのリハーサル。
アジア最古の歴史と伝統を誇るこのオーケストラにとって日本人ギタリストとの共演は初めてとのこと。演目は「ある貴紳のための幻想曲」。
中国語−英語が飛び交う中、コンサートマスターを中心にコミュニケーションをとりつつ、時間を追うごとに息も合って、当日の共演が楽しみに。
2日目:
雑誌の取材で(『ドマーニ』&『ソトコト』)、まずは朝からアンティーク街にくりだし、早速目をつけた品を値切りにかかっています。
上海を代表する外灘での撮影は、暮れなずむ上海の街を背景に、真冬のような寒さの中で行われました。
日が沈むにつれて徐々に高層ビル群にライトがつきはじめ、幻想的な時間の中、寒さも忘れて一瞬「上海マダム」気分に。
3日目:
「故園」という有名なお茶屋さんでの撮影。
店の看板猫が人見知りもせず撮影に「参加」、ついには膝の上で眠ってしまうなつきようで・・。
4日目:
いよいよ公演当日。本番前に楽屋で、ヘアメイクのELLIさんと談笑。
ユニバーサルミュージック香港から贈られた花を前に。
上海音楽庁は1930年に建設された由緒ある音楽ホールで上海市民の誇りでもあります。 ヨーロッパスタイルの重厚な建築は70余年の歳月を経てなおいっそう輝きをはなっています。
「全日空之夜 村治佳織吉他演奏会」
今回の公演にご協賛いただいたANAの名前を冠した公演タイトルがステージ上の電光掲示板に中国語と英語で交互に表示されます。
大勢のファンが並び熱気を帯びた終演後のサイン会。
インターナショナル発売されたCD「トランスフォーメーション」、日本から持ってきた写真集にも人だかりが。
5日目:
早朝から、街中での食べ歩きー小籠包の店先で湯気のたつ熱々の小籠包をほおばり、あまりの美味しさに舌つづみ!
お茶の教室でお茶の入れ方の手ほどきを・・・。
上海音楽院ギター科の教授にインタビューしに来たはずが逆インタビューされる羽目に・・。
中国でギターはとても盛んでギター人口も上海に限らず大変多いとのこと。
次回はぜひ上海以外の都市でも公演を実現させて欲しいと熱心に話してくださいました。
和平飯店のロビーで子どもたちと。
最後の撮影は再び外灘で。美しい夜景を見ながら上海最後の夜は更けてゆきました。
カメラマンの三浦憲治さんと最後にツーショット!

上海レポート(記者会見編)

 3月25日(金)に上海音楽庁で行われる村治佳織中国デビュー公演に先立ち、3月15日(火)上海交響楽団リハーサルホールにおいて、記者発表が行われました。地元上海のTV・ラジオ局をはじめ、新聞・雑誌約20社が集まり、村治の中国デビューが中国各地に報道されました。今回の公演の特別協賛であるANAのご挨拶につづき、公演を主催する上海交響楽団の音楽監督、陳燮陽(Chen Xie Yang)氏は、約130年の長い歴史を持つこのオーケストラが迎える初の日本人ギタリストに、多大な期待をよせるコメントを発表しました。村治はこの公演に向けての意気込みを語った後、会場でディアンスの「タンゴ・アン・スカイ」を演奏。会場の記者たちも間近で繰り広げられる演奏の迫力に圧倒された様子でした。生演奏で会場のボルテージも上がり、続く質疑応答でも活発なやり取りがなされました。時折、英語で直接質問をする記者の方には村治も英語で答え、中国語・日本語・英語が飛び交うインターナショナルな会見となりました。

ホテルから見た朝の上海の町。
記者発表。はじめは村治も緊張の面持ち。
多くの記者が集まりました。会見の様子はその日の夜のニュースで報道されたそうです。
タンゴ・アン・スカイを演奏。
記者の質問に、日本語&英語で答える村治。
会見の後、ラジオ局のインタビューにも応えました。
会見の後、空港へ向かう途中で今回のコンサート会場である上海音楽庁にも立ち寄ることができました。
Box Officeのポスター&チラシの前で。



ホールの月間予定表。25日の欄に“Kaori Muraji”の文字が・・・

韓国ツアー PHOTOダイアリー(2005年2月21日〜25日)

 コンサート開催地:
 2月22日(火)Anyang-Pyungchon Art Hall(19:30開演)
 2月24日(木)JeonJu-Sori Arts Center of Jeollabuk-do(19:30開演)
 2月25日(金)Seoul-LG Art Center(20:00開演)


プロモーションでの滞在も含めて今回で5度目となる韓国。
とはいえ、この真冬の季節に訪れるのは村治にとっても初めての経験で、羽田から金浦空港に到着した日はマイナス10度という寒さに震え上がりました。
そして翌朝、ホテルの窓から見えるソウルの街は一面の雪。

これまで韓国での演奏会はソウルだけでしたが、今回はAnyang(アニャン)、JeonJu(ジョンジュ)という地方都市でもリサイタルが実現しました。
どの会場もほぼ満席、カーテンコールではファンからの声援や、口笛などが飛び交い、熱い歓声に包まれました。
「毎回感じることだけれども、日本でのコンサートとはまた違ったこの熱気が嬉しい!」と村治。
2月初旬に韓国でもリリースされた「トランスフォーメーション」が会場でも飛ぶように売れ、終演後のサイン会も大盛況。

Anyang,JeonJuでは子供たちが多く来てくれて、サイン会ではそんな子供たちとも片言の韓国語で会話を交わす機会を持てました。
コンサートの合間を縫ってテレビ、ラジオの番組にもゲスト出演し、多忙を極めた一週間でしたが、韓国宮廷料理から本場のビビンパ、プルコギなど、食生活も充実!韓国パワーをもらって元気に帰国の途に着きました。
以下、ツアー中に撮影したショットを・・。

 
初日、Anyang(アニャン)での終演後のサイン会。子どもたちが大勢サインの列に並んでくれた。
MBSラジオ人気歌手MoonSe Lee(リー・ムンセ)さんの番組にゲスト出演。生演奏で4曲披露。
KBSラジオの番組にゲスト出演、アナウンサー(左)、スタッフと共に
テレビ番収録。花屋さんの一角で「ヘイ・ジュード」を演奏
JeonJu(ジョンジュ)のコンサート会場ロビーに掲げられたポスター
JeonJu(ジョンジュ)のコンサート主催者と・・。ファンの皆様からいただいた寄せ書きポスターを持って
JeonJu(ジョンジュ)はビビンパ発祥の地。終演後は本場のビビンパを堪能(村治撮影)。
ソウル公演会場LGアートセンターの入口
最終日空港にて。ツアー中ずっとお世話になった運転手さん、Mr.リーと。

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